【レーザー彫刻×革】DAISOの本革小銭入れにオリジナルロゴを彫刻してみた

作成事例

先日、SNSで「DAISOで本革の小銭入れが売っている」と話題になっていたので、実際に店舗へ行ってみました。
すると本当に本革(羊革)製の小銭入れが!DAISOのクオリティ、すごいですね。。。

DAISOで購入した本革小銭入れ(外観)

本革(羊革)だからレーザー彫刻が可能

DAISO本革小銭入れの素材タグ(羊革表記)

内側はポリエステル素材ですが、外側はしっかりとした羊革のため、レーザー彫刻が可能です。
ただし、レーザー出力が強すぎると革を貫通して内側の布地を焦がしてしまう恐れがあります。

⚠️ 注意:レーザー彫刻は火災や有害ガスの発生リスクがあるため、必ず換気を行い、自己責任で安全に作業してください。
DAISO本革小銭入れの内側(ポリエステル生地)

合皮ではレーザー彫刻NG!本革なら安全に楽しめる

合皮(合成皮革)は塩化ビニルなどの化学素材を含んでいる場合が多く、レーザー照射すると有害ガス(塩素系)が発生する危険があります。
そのため、レーザー彫刻をする場合は必ず「本革」素材を選ぶこと
が大切です。

今回はデザインがとてもシンプルだったので、右下にキーウィのオリジナルロゴを入れてアレンジしてみました。

DAISOの本革小銭入れにオリジナルのロゴを彫刻した結果(完成品)

レーザー彫刻に使った環境と機材

  • 素材:DAISOの本革小銭入れ
  • レーザー彫刻機:AtomStack P1 (ダイオードレーザー)
  • ソフトウェア:LightBurn

この構成なら、初心者でも気軽に革へのレーザー彫刻を楽しめます。

レザー(革)に彫刻するロゴデザインを作る

ロゴデザインを作成する

私はデザインが得意ではないので、ChatGPTにロゴ作成をお願いしました。
「キーウィがモチーフで、革に合うようなシンプルなロゴを作って」と指示したところ、可愛らしいロゴを生成してくれました。

ChatGPTが作成したキーウィのロゴ

デザインが苦手な方も、AIを活用すれば革にぴったりのロゴやマークを簡単に準備できます。

LightBurnでデザインを作成する

ロゴをインポート

LightBurnを起動し、上部のメニューの[ファイル]から[インポート]をクリックします。

LightBurnでファイルからインポートを選択

ロゴの画像ファイルを選択します。すると、インポートした画像のレイヤーが作成されます。

LightBurnで画像をインポートした後の画面

ロゴ部分だけを抽出

インポートした段階では背景に余計な画像があり、そのまま彫刻するとロゴ以外も彫刻されてしまいます。
そのため、ロゴの部分だけを切り抜く必要があります。

インポートすると画像レイヤーが作成されます。
背景に不要な部分が含まれている場合は、彫刻前にロゴ部分だけを抽出しましょう。

ロゴ抽出の詳しい手順はこちら👇

大きさの調整

ロゴの直径は3cmくらいを想定していたので、幅と高さを30mmに変更します。

LightBurnでロゴの幅と高さを調整

開始場所の変更

今回は開始場所は[絶対座標]ではなく、[現在位置]で[ジョブ原点]を右下に設定しました。
(位置合わせが簡単なので)

LightBurnで開始場所を現在の位置に、ジョブ原点を右下に設定

レーザー彫刻機に素材を配置

次は小銭入れをレーザー彫刻機に配置していきます。

印刷範囲内であればどこに配置しても構いません。あまりギリギリすぎると彫刻可能範囲からはみ出る可能性もあるので、彫刻したい部分が中央あたりに来るように配置しています。

素材(革の小銭入れ)をレーザー彫刻機に配置

また、革なので底板に対して水平でない可能性もあります。水平でないと、焦点距離が合わなくなるため彫刻にムラやズレが出てしまいます。内部にアクリル板などを差し込んで水平を保つと仕上がりがきれいになります。

位置合わせ用レーザーを使い、彫刻開始位置を右下から数ミリ離した位置に設定します。

弱いレーザーを照射して位置合わせ

これで配置と位置合わせは完了です。


革素材のテストを行う

1つしか手に入らなかったので、素材テストを行うための素材は持ち合わせていません。
(内側も革であればそこで素材テストをしようと考えていましたが)
なので公式のパラメータを採用し、スピードは1000、パワーは20%に設定しました。

AtomStackP1の革の推奨パラメータ値

私は1つしか買えなかったので素材テストを実施できていませんが、もし2つ以上手に入った方は片方で素材テストをしてお好みのパラメータに設定したほうがよいです。
(革のプリセットと言えども、なめし方や動物の種類でも最適なパラメータは異なるため)

素材テストの詳しいやり方はこちら👇


革にレーザー彫刻を実際に行う

準備ができたら、いよいよレーザー彫刻スタートです。
彫刻中は常に換気を行い、目を離さないよう注意します。

完成品が以下になります。
素材が黒色なのであまり目立ちませんが、煤も少なくいい感じに彫刻できました。
小さなロゴでもしっかり存在感があり、世界にひとつだけの小銭入れになりました。

革にロゴを彫刻した完成品

まとめ|革へのレーザー彫刻は手軽にできる!

DAISOの本革小銭入れは、レーザー彫刻の練習素材としても最適です。

  • 本革なら安全にレーザー彫刻できる
  • 出力は低めに設定する
  • 位置合わせと水平出しが仕上がりを左右する

レーザー彫刻を始めたばかりの方でも、
こうした小物からチャレンジすることで革素材の特性を理解できます。

あなたもぜひ、お気に入りのロゴを刻んで自分だけのオリジナル革小物を作ってみてください!

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