レーザー彫刻の仕上がりをもっとカラフルにしたい方へ。
実は、彫刻後のくぼみに自分で塗料を入れて色をつけることができます。
この方法は「カラー充填」や「塗料入れ」と呼ばれ、
木製プレートやアクリルキーホルダー、ネームタグなどでよく使われています。
この記事では、初心者でも失敗しにくい塗り方のコツと、
素材別のおすすめ塗料を紹介します。
どんな素材に色が塗れるの?
色付けしやすい素材・難しい素材は以下の通りです。
| 素材 | 塗りやすさ | 特徴 |
|---|---|---|
| 木材 | ◎ とても塗りやすい | 彫り跡が深く、塗料が入りやすい |
| アクリル | ○ 塗れるが注意点あり | 表面がツルツルなので密着剤があると◎ |
| 金属(アルマイト・ステンレス) | ○ 可能 | 溝が浅い場合はマスキング必須 |
| 革(レザー) | △ やや難しい | 吸収ムラに注意、染料系が向く |
| 石・ガラス | △ 定着しにくい | クリアコート仕上げ推奨 |
基本的な塗り方(木材の場合)
木材はもっとも扱いやすく、色を塗る練習にもぴったりです。
以下の手順で進めましょう。
1️⃣ 彫刻面をきれいにする
彫刻後、ブラシやエアダスターで焦げや粉を落とします。
2️⃣ 下地処理をする(必要に応じて)
木が柔らかい場合、薄くニスやシーラーを塗って乾かすと、にじみにくくなります。
3️⃣ 塗料を塗る
筆や綿棒を使い、彫刻部分の凹みにだけ丁寧に塗り込みます。
アクリル絵の具や油性マーカーが定番です。
4️⃣ 余分な塗料を拭き取る
少し乾いたタイミングで、柔らかい布やティッシュで表面を軽く拭き取ります。
5️⃣ 乾燥・コーティング
完全に乾かしたあと、必要に応じてクリアスプレーやニスで保護します。
素材別おすすめ塗料
| 素材 | おすすめ塗料 | 特徴 |
|---|---|---|
| 木材 | アクリル絵の具(リキテックスなど) / 油性ペン | 発色が良く扱いやすい |
| アクリル | タミヤ・プラカラー / 油性マーカー | プラモデル用塗料が密着しやすい |
| 金属 | エナメル塗料 / ラッカースプレー | 溝に塗料を流し込んで拭き取り仕上げ |
| 革 | 革用染料(フェニックス、コバカラーなど) | 染み込みやすいので薄塗りがコツ |
| 石・ガラス | アクリル塗料+トップコート | 定着を高めるためにクリア仕上げ推奨 |
きれいに仕上げるコツ
- マスキングテープで境界を保護すると、はみ出し防止に効果的。
- 一度に厚く塗らず、薄塗りを数回重ねるとムラになりにくい。
- 乾燥後にクリアスプレー(つやあり・つや消し)を使うと色落ち防止に。
- 事前に端材で試し塗りするのがおすすめ。
注意点
- 塩化ビニル(PVC)製素材は塗料の反応で変形・変色することがあります。
- 彫刻の深さが浅いと、塗料がはみ出しやすく拭き取りが難しいです。
- 屋外使用する場合は、耐水性塗料+トップコートを忘れずに。
まとめ
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 色を塗ることはできる? | ✅ 可能(レーザー後のカラー充填) |
| 向いている素材 | 木材・アクリル・金属 |
| 必要なもの | 筆・綿棒・マスキングテープ・塗料・クリアスプレー |
| コツ | 薄塗り・拭き取り・試し塗りを忘れずに! |
おわりに
レーザー彫刻の「焼き跡」も味がありますが、
自分で色を塗ると作品の雰囲気がガラッと変わります。
プレゼントや看板など、デザイン性を高めたいときはぜひ挑戦してみてください。
色を塗る工程も、ものづくりの楽しみのひとつです。
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