レーザー加工をしていると、「この画像の形に沿って外枠だけを切り抜きたい」と思うこと、ありませんか?
LightBurnには画像から輪郭線を自動で作成する「画像トレース」機能があり、これを使えば外枠の切り抜きがとても簡単にできます。
この記事では、初心者の方でも迷わず使えるように、画像の外枠だけを切り抜く手順をわかりやすく解説します。
画像の外枠を切り抜くとは?(LightBurnの基本理解)
「外枠を切り抜く」とは、画像の周囲の輪郭線に沿ってレーザーでカットする加工のことです。
ロゴマークやキャラクター、アイコンなどの形に合わせて素材を切り抜きたいときに使われます。
例えば、
- ロゴをアクリルや木材に貼るために外枠切り抜きする
- 写真のシルエットだけを抜き出したい
- ステッカーやネームプレートの形を整えたい
といった用途でよく使われます。
以下のフクロウのイラストから赤線で表示している外枠だけを切り抜くようなイメージです。
(フリーハンドで書いているので線は汚いです、すみません。。)

LightBurnの「画像トレース」機能とは?
LightBurnの「画像トレース」機能は、ビットマップ画像(JPG・PNGなど)を**線データ(ベクターデータ)**に変換してくれる機能です。
つまり、
- 画像をインポート
- 輪郭を検出
- 切り抜きできる線データを作る
という流れで、外枠を自動生成できます。
トレース後は、元の画像を削除して線データだけを残すことができます。
これが「外枠だけを切り抜く」ための基本操作になります。
実際の手順|LightBurnで画像の外枠だけを切り抜く
① 画像をインポート
LightBurnを開き、JPGまたはPNG形式の画像をキャンバスにドラッグ&ドロップします。

キャンバスに収まるように、配置位置を調整しておきましょう。
② 画像トレース画面を開く
画像を選択した状態で右クリックし、[画像をトレース]をクリックします。

画像トレース画面が表示されます。
この時点でピンクの線で抽出される線が表示されているのですが、少しこのままだと見辛いですね。

見やすくするため、[画像をフェード]ボタンをクリックします。

元の画像部分が薄く表示され、ベクター変換箇所が見えやすくなりました。

プレビュー画面で外枠がきれいに表示されたら「OK」を押します。
すると、画像の上に**トレース結果(線データ)**が生成されます。
(画像があるので見えませんが、レイヤー一覧には追加されています)

③ 元の画像を削除 or 非表示にする
トレース後、元の画像(ビットマップ)とトレースした線データが重なっています。
元の画像が不要な場合はマウスで画像部分をクリックし、「Delete」キーで削除しましょう。
元の画像を残す場合も、画像のレイヤーを非表示にしておきましょう。

残った線データが、実際にレーザーで切り抜きできるベクターパスです。
④ 外側のパスだけ残す
トレース結果には、外枠以外の細かい線や内部の模様も含まれています。
外枠以外は不要なので、これらのデータは削除する必要があります。
まず、ベクターレイヤーを選択した状態で右クリックし、[グループ化解除]をクリックします。

グループ化を解除したことにより、線を単体で選択することができるようになりました。
外枠の線をクリックし選択します。

外枠を選択した状態で、別のレイヤーに変更します。(どのレイヤーでもOK)

外枠以外のレイヤー(今回はC00)を選択し、削除します。

これで不要な線が削除され、外枠切り抜きに使える輪郭線が完成しました。

応用編|外枠以外の線を切り抜く方法(LightBurnトレース応用)
今回紹介した方法は「外枠を切り抜く」基本操作ですが、
同じ方法でトレースした線の中から任意の部分だけを選んで切り抜くこともできます。
たとえば、ロゴの内側の模様や文字だけを切り抜きたい場合など。
今回は外枠だけを残しましたが、同じ手順で切り抜きたい線データだけを選択して別のレイヤーにし、その他の線データを削除すれば自由に線を切り抜くことができます。
まとめ|LightBurnで外枠を切り抜く手順とポイント
- 「画像トレース」で外枠をベクター化すれば、簡単に輪郭の切り抜きができる
- 手順は「画像トレース → グループ化解除 → 外枠だけ残して他を削除」
- 外枠以外も同じ手順で可能
LightBurnのトレース機能をマスターすると、
ロゴ・イラスト・写真など、どんな画像もカットデータに変換できます。

